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■12・17 東京 「12復興連帯春闘」勝利! 全労協春闘討論集会開催される 十二月十七日午後一時三十分から港区勤労福祉会館で、全労協12春闘討論集会が開催された。渡邊事務局次長の司会で集会は開始され、冒頭主催者挨拶を行った金澤議長は、春闘の課題として、「脱原発一千万人アクションの運動を推進すること、派遣法の抜本的改正をあくまで闘いぬくこと、JALの争議を解雇四条件の解体を許さない闘いとして闘いぬくこと」等をあげ、「五月に労働者が総結集した集会を開催する」と全労協の決意を述べた。 次に亀谷東北全労協事務局長が「東北全労協東日本大震災対策本部からの報告」と題した講演をおこなった。「①大震災から二週間の取り組み、②被災労働者から、復旧・復興労働者へ、③震災から九ケ月」という内容は、現地のリアルな現実と、労働者の具体的な闘いとして報告され、それらは12春闘の闘いのなかでの重要な内容として全体で確認された。次に特別報告として柚木JAL不当解雇撤回「支える会」事務局長からJALの闘いの報告と支える会への参加要請がおこなわれ、また原告の鈴木さんから「職場に復帰し、安全な航空会社をつくる」という決意があきらかにされた。 休憩をはさんで、中岡事務局長から「12春闘方針提起」がおこなわれた。中岡事務局長は「12復興連帯春闘勝利、人間らしく生活できる大幅賃上げを勝ち取ろう。東日本大震災の復興と『脱原発社会』の実現に全力をあげよう。貧困・格差社会反対、非正規労働者の権利確立、均等待遇を実現しよう。沖縄・普天間基地即時返還―辺野古新基地建設反対、武器輸出三原則の緩和反対。JAL不当解雇撤回、整理解雇判例法理の破壊を許すな。『国民生活第一』を投げ捨て、原発推進・増税・TPP参加の野田政権糾弾。パート・派遣・外国人労働者などの非正規労働者、未組織労働者の組合加入を実現し、闘う春闘の大きな拡がりを作りだそう」という12春闘の闘いの方針を提起し、「二月の12けんり春闘全国実行委員会の発足から、ストライキを配置し、四月はじめの中央総行動を頂点とする闘いを全力で闘おう」とのべた。 次に、決意表明が都労連、国労、全国一般全国協、全統一、郵政ユニオン、電通労組、石油連絡会、大阪全労協、神奈川県共闘からおこなわれ、最後に「団結がんばろう」が参加者全体でおこなわれ、集会は終了した。厳しい情勢のなかで、12春闘の闘いの開始が勝ち取られた。労働運動の前進をかけ、12春闘勝利へ全国で闘おう。 |
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