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   ■7・23 東京

 原発即時停止訴え、新宿中央公園に600名が結集



 
 
 七月二十三日、新宿で「くり返すな!原発震災 つくろう!脱原発社会」を掲げたデモが行なわれた。「原発とめよう!東京ネットワーク」と「再処理とめたい!首都圏市民のつどい」の呼びかけだ。
 午後七時のデモ出発に合わせて、約六百人の労働者人民が、続々と新宿中央公園に結集した。そして、原発の即時停止を訴え、東電救済に奔走する政府を弾劾するデモをたたかい抜いた。
 デモに先立って、主催団体や参加者からさまざまな反原発アピールが行なわれた。主催者は、原発を推進してきた経産省や東電への抗議行動を連続して取り組んでいることを報告した。そして、国会で審議されていた「原子力損害賠償機構法案」の問題点を批判し、被災人民への支援を置き去りにして東電救済に突き進む政府を徹底弾劾した。つづいて、上関どうするネットからは、上関原発建設反対の行動への呼びかけが行なわれた。東京全労協は、新宿での街頭情宣に取り組むなど、労組の立場から脱原発を取り組む決意を明らかにした。そして、職場から反原発運動に取り組んで行こうと呼びかけた。最後に主催者から、脱原発一千万人署名運動、九月十九日に行なわれる明治公園での五万人集会への参加が呼びかけられた。
 さまざまな反原発のアピールを参加者全体で共有し、いよいよデモ行進だ。警察権力のデモ妨害を断固として跳ね返し、デモ隊は新宿中央公園から新宿駅方向へ向かった。週末の新宿に集まる多くの人々が注目するなかで、デモ隊は原発反対を力強くアピールした。
 原発震災以降、続々と労働者人民が決起し、反原発デモがたたかわれている。この反原発運動のうねりをさらに高揚させ、日帝ブルジョアジーの原発政策を打ち破っていこう。


 

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