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   ■5・20 東京

 
天神峰現闘本部裁判控訴審判決

 「破壊撤去」判決と大量不当逮捕を弾劾する!




 東京高裁第十五民事部(井上繁規裁判長)は五月二十日、控訴棄却の上、天神峰現闘本部の撤去執行を可能にする「仮執行宣言」を付するという、原審を上回る超反動判決を出した。井上は、反対同盟をはじめとする労働者階級人民の怒りに恐怖し、この判決を言い渡すや即座に法廷から逃亡した。弁護団の執行停止申し立てに対しては、面会すら拒否した。控訴審において井上は、証拠調べ、実質審理を全く行なわず、国策=成田空港建設を全面的に後押しするためのみ、現闘本部「破壊撤去」判決を出したのだ。満腔の怒りを込めて、井上を弾劾する!
 かつ、井上は、東京高裁庁舎内に警視庁機動隊を招き入れ、反対同盟八名を含む五十名に対して、「不退去罪」をでっち上げて逮捕した。恐怖に駆られた国家権力の蛮行だ! 全員を即刻釈放せよ!
 東京高裁―井上裁判長と警視庁機動隊には、この権力犯罪の責任を必ずとらせる。
 われわれは、反対同盟とともに、現闘本部破壊撤去絶対阻止の現地攻防をたたかいぬく。完黙―非転向でたたかう獄中同志とともに、三里塚闘争の勝利をつかみとっていこう。



 

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