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 ■11・18  千葉

 鈴木さん一坪裁判

 反対同盟、受継申立書を提出




 十一月十八日千葉地裁で、鈴木さんの一坪裁判第十六回口頭弁論が開かれた。六十名が傍聴に駆けつけ、裁判闘争を闘った。
 前回の法廷で反対同盟は、故鈴木幸司さんの持分を謙太郎さん、加代子さんへ継承することを通告した。この継承は組合「三里塚地区周辺に土地を持つ会」の理事会によって決定されており、手続き上は何ら問題はない。仲戸川裁判長と原告・千葉県は、この継承問題について争う構えである。この日同盟は、受継申立書を提出した。県からの反論を待って、同盟も再反論をする予定である。この継承問題が決着して、誰が被告かが確定しないと、本来の審理ができない現状である。この継承問題は、裁判の核心にもかかわる大きな問題である。加代子さんへの継承を認めることは、組合の所有であることを認めることになる。裁判所が加代子さんへの継承を認めれば、それは同盟にとって、大きな足がかりになる。同盟はさらに、憲法学者、経済政策学者の意見書を出す予定である。
 報告会で鈴木いとさんは、「体調を整え、次回も被告席で闘います」と決意を述べた。
 次回は三月十日十時半から開かれる。多数の傍聴で土地強奪粉砕を闘おう。



 

 

 

 

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