共産主義者同盟(統一委員会)

 

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 ■10・30  関西

  第1回「JCLフォーラム」開かれる



 十月三十日、共産主義者同盟(統一委員会)関西地方委員会は「JCLフォーラム」と題した党主催の公開討論会を開催した。JCLとは共産主義者同盟の略称である。地方委員会がこの討論会を開催したのは、開かれた議論の場をつくり、討議を通じてさまざまな問題について見地を深め・発展させていくことが必要であり重要であると考えたからである。討論会には約二十人の労働者・学生が参加した。
 今回の一回目となる討論会では、討議課題として労働運動が扱われた。冒頭、司会から、わが党の労働運動路線や労働組合についての基本的見解を示した『戦旗』論文が紹介され、「活発な論議を」との呼びかけでフォーラムは始まった。最初に労働組合運動に日々たずさわる同志から、「労働運動の社会主義的発展」をテーマに約一時間半の講演が行なわれた。講演は①労働運動の社会主義的発展にむけて②労働運動の内部から革命的労働者党建設の仕組みを作りだす必要③「新たな社会」とそれを実現する権力についての積極的主張の必要④階級的労働運動の実践的な構築にむけて―この四つの部分からなり、本格的な問題提起となった。講演を受けて討論に入った。討議は非常に活発に行なわれた。たとえば、一般的に言われる「労働運動と社会主義の結合」と、講演者が言う「労働運動の社会主義的発展」の違いは何か、「外部注入論」という概念をどのようにとらえるのか、などの問題をめぐって一定の議論となった。また「新しい社会の展望を切り開いていくとするならば、労働運動の幅をもっと広げていくことが必要になるのではないか」などの積極的意見も出された。講演のテーマがやや難解なものであっただけに、討議が十分かみ合ったものにならなかった面は否めない。だが全体として、最初の取り組みとしてはまずまずの出来であったと言える。今後もこの取り組みを新しい党活動の領域として継続し発展させていくことを確認して、フォーラムは終了した。



 

 

 

 

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