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 ■10・17  大阪

 APECに反対し学習集会を開く




 十月十七日、エルおおさかで、「横浜APECに反対する学習集会」が開催された。主催は、八月二十九日に大坂で結成された「横浜APEC反対実行委員会(大阪)」。この日の取り組みは、八月二十九日の結成集会に続く連続闘争の一環であった。同時に、この日、東京で結成集会がもたれた「ソウルG20―横浜APECに反対する国際行動」(国際行動)に連帯する関西での取り組みとして開催された。また、新潟では、食料安全保障担当大臣会合に対する抗議集会が開催されたが、こうした各地でのたたかいにも連動するものであった。
 この学習集会には、約四十名の仲間が結集した。大坂のみならず、神戸や、京都、さらには静岡からも仲間が参加した。講演には、山形から、白鷹町農産加工研究会の鈴木雄一さんが駆けつけてくれた。鈴木さんは、農業が直面する諸問題について、①世界の穀物需要、②穀物価格の高騰、③バイオ燃料開発とアジア、④遺伝子組み換え、⑤アジアの農業と収奪機構、⑥FTAとWTO、⑦戸別所得補償、という各領域にわたって、その国際的・国内的な現状について明らかにするとともに、APECで進められていこうとする農業自由化の拡大を厳しく批判した。
 また、民主党政権の農業政策に対しても厳しく批判した。反帝国主義・反資本主義の実践的立場を明確にしたその講演は、きわめて学ぶところの多いものであった。講演を受けて、活発な質疑がかわされた。
 その後、この日、東京で結成された「国際行動」の呼びかけが紹介され、「国際行動」に結集していくことが呼びかけられた。また、十一月六日の京都における財務相会合に反対する闘争への参加、十一月七日に、横浜APEC首脳会談反対決起集会デモを大坂で開催することが呼びかけられた。参加した若者からは、あすじゃの仲間が、横浜現地でのたたかいにともに決起しようと訴えた。
 ソウルG20―横浜APECに反対するたたかいは、いよいよ直前に迫った。大坂からは、八月二十九日の横浜APEC反対実行委員会の結成集会とデモ、十月十七日の学習集会に続き、十一月六日には、京都から呼びかけられている財務相会合に対する反対闘争に結集する。十一月七日には、大坂での横浜APEC首脳会合反対決起集会デモをたたかう。こうした連続闘争のうえで、十一月十三日、横浜現地に総結集していく。一切の弾圧策動をはねのけ、横浜に総結集してともにたたかおう。


 

 

 

 

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