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 ■8・28  東京

   5・28日米共同声明弾劾!

  辺野古への新基地許さない!東京集会開かれる



 八月二十八日夜、東京の文京区民センターで、「~『5・28日米共同声明』撤回!普天間基地即時閉鎖!~辺野古への新基地建設をとめよう!沖縄切り捨てを許さない 8・28東京集会」が開催された。二百三十四名の参加者が集まり、会場は満杯となった。主催は、辺野古への基地建設を許さない実行委員会。
 集会は、普天間基地の返還を名目にした辺野古への新基地建設が再び打ち出された五月二十八日の日米共同声明を弾劾し、八月末に公表される工法などの日米協議報告を許さないアピールをすること、そしてこの事態が沖縄ではどのように受けとめられており、今後どういうたたかいが求められているのかを確認しあうこと、そして現在集められている「普天間基地の無条件返還と辺野古・徳之島への移設断念を求める署名」の集約と呼びかけをおこなう場となった。
 沖縄からは、基地・軍隊を許さない行動する女たちの会・共同代表の高里鈴代さんが発言した。高里さんは、「(日米共同声明に対し)地元の合意はまったく得られていない。地元はまったく認めてない」「工法などを決定するのを『何があっても』と書いてあるが、このスケジュールどおりになっていないのが、現在の日米の状況」などと批判し、今後は、九月十二日投開票の名護市議選、十一月二十八日投開票の沖縄県知事選がたいへん重要であり、沖縄ではすでに取り組みを始めていると報告し、支援を呼びかけた。
 名護市議選の支援カンパが呼びかけられ、福島瑞穂・社民党党首のメッセージが代読された後、各団体が発言した。環境アセスについて、WWFジャパンの花輪伸一さんが、「(米軍は)飛行機は集落の上を飛ぶと言っている。方法書に戻ってアセスをやり直さなければならない」などと批判し、高江ヘリパッド建設阻止のたたかいについて「ゆんたく高江」実行委員会のメンバーが、工事再開が伝えられている七月一日以降の座り込みに参加した報告をした。さらに、ワールド・ピース・ナウが十月ピース・ウィークを呼びかけ、沖縄を踏みにじるな!緊急アクション実行委員会は前日の新宿ど真ん中デモの報告をした。
 今後の呼びかけとして、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックが、今、強化されてきている沖縄の自衛隊を許さない集会(十月九日)への参加や名護市議選と沖縄県知事選の勝利へ向けての支援を呼びかけた。
 最後に、主催者から、署名集めが呼びかけられ、第一回提出のため九月十日午後六時三十分に国会記者会館前路上に集合し、首相官邸前行動をおこなうこと、また毎月第一月曜日の防衛省前行動への参加も呼びかけられた。


 

 

 

 

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