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 ■4・26 東京

   沖縄県民大会代表団が

  国会前座り込みと集会かちとる



 大結集をかちとり沖縄内外に地響きを轟かした県民大会の余韻冷めやらぬ翌日には、大会を主催した県民大会実行委員会の代表団、約百名が東京行動を断固、展開した。県民大会で採択した「米軍普天間飛行場の早期閉鎖・返還と、県内移設に反対し、国外・県外移設を求める決議」文書をもって政府へ沖縄の民意を突きつけたのと同時に、集会を開催し、国会前に座り込んで、実現への決意を示しきったのだ。
 四月二十六日夜、全電通労働会館ホールで開催された「沖縄県民大会政府要請団と連帯する4・26東京集会」には、会場あふれる約六百名が集まった。
 政府要請団代表あいさつに翁長・那覇市長、決意表明では、伊波・宜野湾市長、稲嶺・名護市長、島袋・うるま市長が次々と登壇し、力強い発言が相次いだ。稲嶺・名護市長は、「県民大会のように一人一人が声をあげてそれを力にして訴えていく。やっぱり世の中を変えるのは政治パワーではなくて民意だと思います」「辺野古の海にも陸上にも新しい基地はつくらせないと約束をしてまいりましたので、いっそうしっかりと信念をもって進める」と揺るぎない決意を表明した。
 沖縄県人会から東京沖縄県人会の島袋・事務局長がかけつけ、東京沖縄県人会として支持表明をし、(「本土」の人たちに対して)「今度は俺たちがやると言ってもらいたい」と訴えた。
 さらに、発言に上原成信さん、司会に七十二時間ハンストを貫徹した下地厚さん、行動提起を大仲尊さんがおこなうなど、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックのメンバーである「本土」在住の沖縄出身者が集会の成功のためにその一翼を担った。上原さんは、「沖縄県民のとりくみはこれまでもいろんな盛り上がりがあったが握り潰されてきた。今回はけっして元に戻させてはならない」と訴えた。
 集会の最後には高嶺・県議会議長が「沖縄の力が歴史をつくる!」と団結ガンバローを三唱し参加者とともに拳をあげて気勢をあげた。
 まさしく、県民大会をかちとった沖縄人民の怒り、県民大会のそのままの雰囲気で代表団は東京行動に乗り込んだ。それは政府や「本土」の人民大衆におもねることのない断固たる姿勢で一貫していた。裏を返せば、沖縄人民のたたかいに結合し、応えるような全国各地での反戦・反基地闘争への決起が待ったなしの重要な課題となってきているということだ。5・15―16沖縄現地闘争から、闘争のいっそうの高揚をかちとっていこう。

 
 

 

 

 

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