共産主義者同盟(統一委員会)
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■12・1 沖縄 軍用地強制使用粉砕! 第2回公開審理闘争を闘う 十二月一日、軍用地強制使用粉砕!第二回公開審理闘争が浦添市てだこホールで行なわれた。この日は那覇地裁でのヤスクニ合祀取り消し訴訟と重なったものの、七十名余の反戦地主・一坪反戦地主、支援者が結集した。 公開審理では前回の普天間基地と那覇軍港に加え、今回新たにキャンプ・ハンセン、嘉手納弾薬庫、キャンプ・シールズ、トリイ通信基地、キャンプ・ズケラン、陸軍貯油施設、牧港補給基地の七基地分、六十一名の契約拒否地主への強制使用裁決申請がなされた。嘉手納基地と伊江島基地はまだだ。今回の追加申請で、戦争のためには一坪たりとも軍事基地に使わせないという反戦地主・契約拒否地主の確固たる存在が改めて証明された。 那覇防衛局管理部長・赤嶺某は、これら七基地に対して二〇一一年一月から十年間の強制使用申請をすると言い放った。さらに「普天間基地と那覇軍港は本年十二月末で使用権原が切れるので早期の裁決をお願いする」と、収用委員会へのどう喝まで行なった。断じて許せない。 ただちに「求釈明」という形で反撃が開始された。「土地所有者との間で合意が得られるように努めてきた」とする那覇防衛局のウソを徹底的に暴いた。また今回は特に、職権相続登記された人まで「契約拒否運動を拡大またはこれに共鳴する方々」と一方的に決め付け強制使用裁決申請を強行した那覇防衛局の不当性と居直りを糾弾した。さらに、違憲共闘会議の有銘議長が、「日米安保終了は全く考えておらず、今後相当長期に使用される」とする申請理由の問題点を指摘し、安保の名の下での沖縄への軍事支配強化を断じて許さないと訴え、次回からの本格的な展開への火ぶたを切った。次回は、三月二十六日となった。 反戦地主会・違憲共闘会議・一坪反戦地主会は、事前集会と総括集会を持ち、軍用地強制使用粉砕とともに普天間基地撤去・辺野古新基地建設反対への闘う決意を打ち固めた。 |
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