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 オバマ来日反対―日米首脳会談粉砕

 反戦闘争実、集会・デモうちぬく

オバマ来日に反対し反戦闘争実が集会とデモ



 十一月十二日、渋谷区・新橋地域集会施設において「オバマ来日反対―日米首脳会談粉砕闘争」が反戦闘争実の主催で闘われた。「天皇奉祝」と称して首都圏は、皇居周辺を中心に、JRや地下鉄駅構内、主要幹線道路など戒厳体制がしかれている。この弾圧態勢を跳ね返して断固たる実力決起がかちとられた。

 昼間の、天皇在位二十年奉祝反対闘争を闘い抜いた労働者・学生が結集し、会場は熱気で充満している。集会開始まえに、沖縄から決起したまよなかしんやさんが、闘いの歌を披露し、集会参加者はおおいに盛り上がった。

 午後六時すぎ、司会の「天皇奉祝粉砕闘争につづいて、オバマ来日阻止を闘いぬこう」という呼びかけで集会が開始された。
 はじめに、北海道から決起した、祝わないぞ!天皇奉祝二十年(北海道)が「北海道でも二十名でデモやりぬいた」という報告をおこなった。

 つづいて、沖縄・一坪反戦地主会関東ブロックは、「十一月八日の沖縄での県民大会に、二万千人が結集」したことを沖縄の新聞を出して生き生きと報告。そして「新基地建設阻止、基地撤去で共に闘おう」と訴えた。

 つづいて、アジア共同行動日本連共同代表の鴨井さんが「米軍再編協定は、沖縄をはじめ、岩国、神奈川など基地周辺の住民や多くの人びとに苦しみをあたえている」とオバマ来日―日米首脳会談の目的のひとつである米軍再編協定実施のもくろみを厳しく弾劾した。そして、十一月二十八日から二十九日にかけての岩国行動への結集を呼びかけた。

 つぎに、まよなかしんやさんが11・8県民大会の大成功へといたる沖縄現地の反戦反基地闘争の高揚を報告した。

 あすじゃの闘う学生は、「『在特会』など天皇制右翼ファシストなどによる排外主義攻撃を打ち破り、反天皇制運動の高揚を一緒につくっていこう」と訴えた。

 派兵反対実は、鳩山民主党政権が、「五十億ドルもの巨額の資金を拠出してアフガニスタン支援を表明した」ことを徹底批判。アフガニスタンへの米兵の増派をおこなうオバマ政権を支える日帝鳩山を弾劾した。

 労闘労活評は、「大阪でも同時に、天皇奉祝反対行動が闘われた」ことを報告した。

 すべての発言を拍手で確認し、最後に参加者全員によるシュプレヒコールで集会をしめくくった。

 そして、デモ行進へと移った。「天皇奉祝反対」「オバマ来日阻止―日米首脳会談粉砕」の声を響かせながら宮下公園までのデモ行進を貫徹した。


 

 

 

 

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