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 ■10・20 東京

 
ゲーツ米国務長官来日弾劾!

 反戦闘争実、アメ大に抗議行動




 
 十月二十日から二十一日にかけて、米帝のゲーツ国防長官が来日した。ゲーツ訪日の目的は、「米軍再編計画の実施」が米帝の唯一の路線であり、日帝による「再編計画の見直し」を許さないことにあった。十月二十日、有事立法―改憲阻止、反帝国際連帯、反戦闘争実行委員会(以下、反戦闘争実)の仲間たちとともに、われわれはゲーツが先頭切っておしすすめようとしている米軍再編に断固として反対するために、アメリカ大使館抗議行動に立ち上がった。日帝―国家権力の不当な介入を許さず、米大使館へ弾劾の声をたたきつけ、抗議行動を貫徹した。

 今回国防長官として来たゲーツは、CIAで出世を果たしてきた根っからの帝国主義者だ。一九六六年にCIAに入り二十七年間にわたって、米帝の世界軍事支配を強化することを目的として、南米をはじめとした多くの地域で労働者人民のたたかいを押しつぶしてきたのだ。九一年から九三年まではCIA長官、その後二〇〇六年からはブッシュ政権の国防長官になり、米帝の大統領がオバマに変わってからも引き続き国防長官として、アフガニスタンとイラクに対する侵略戦争を主導し、米軍再編を推し進めようとしている。

 このような輩が米帝の国務長官をしていることが、「変革」の幻想をまきちらすオバマ政権の本質を表している。このゲーツの目的は、イラク・アフガニスタン人民の抵抗闘争によって米帝の軍事支配そのものが揺らぎ、日帝の階級支配が動揺したなかで、日帝足下を発火点として世界的な米軍再編計画が頓挫することは許さないということだ。

 われわれはこの間、沖縄・岩国・神奈川をはじめとした各地住民の反戦・反基地闘争とともにたたかいをおしすすめ、米軍再編を許さないたたかいを継続してきた。その中で常に明らかなのは、各地域住民の軍事基地に反対する強固な意思であり、その意思が公然と表明されつづけてきたことである。米軍再編計画を断固許さず、各地の反基地闘争の全国的な結合をもって、米軍再編計画を粉砕し、新基地建設阻止―安保破棄をかちとろうではないか。


 
 

 

 

 

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