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 ■9・29 東京

 AWC首都圏が国際連帯集会を開催




 九月二十九日、大田区産業プラザPIOにおいて、「戦争・基地と失業・貧困に反対する、9・29国際連帯首都圏集会」がアジア共同行動(AWC首都圏)の主催で開催された。

 九月二十六日から二十七日の二日間にわたって、AWC第三回総会が京都において開催され、大成功をかちとった。その成功を受け、総会に参加した海外ゲストを招いて首都圏での集会が行なわれた。会場には、首都圏各地域から広範な労働者・学生・市民が結集した。

 午後六時半すぎ、司会のあいさつで集会が開始された。はじめに、アジア共同行動の事務局より、AWC第三回総会の報告が行なわれた。集会参加者には、総会の決議文などの資料が事前に配られており、それを参照しながら、各国・地域報告や、熱心におこなわれた討論、活動方針などが報告された。
 つづいて、海外ゲストでアメリカのANSWER連合(戦争をすぐにとめ、人種差別主義を終わらせる行動の連合)のペータ・リンゼイさんがアメリカの報告を行なった。

 リンゼイさんは、昨年のリーマン・ショック以降の金融経済危機によって、世界各国で失業や格差の拡大、貧困化など同じような状況が起きていることを明らかにしながら、米国における状況として、①解雇や失業が増大し、②オバマ新政権が誕生したことをあげた。オバマ政権の誕生は、ブッシュ政権下での戦争と経済危機の深刻化に対する労働者人民の憤激を「ガス抜き」する面もあると、分析。さらに、オバマ政権は、イラクからの完全撤退は確約していないことや、アフガニスタンへの増派をしていることから、ANSWER連合は反戦デモを計画していることを明らかにした。また、オバマ政権の政策は、銀行や資本の利潤のためであり、オバマ政権は労働者人民の利益は考えていないことを明らかにした。そして、「私たちの目の前には、帝国主義・グローバリゼーションという共通の敵が立っている。世界の人たちは、闘いのなかでつながっていく。国際連帯で闘おう」と訴えた。

 発言後は、会場の参加者から活発に質疑が出され、ブルジョアマスコミでは知ることができない米国の労働者人民の闘いの実態を知ることができた。

 集会の最後に、アジア共同行動首都圏幹事がまとめとして、「AWC第三回総会の成功を受け、首都圏集会をかちとりました。その成果をもって、十一月岩国国際集会への参加を多くの労働者・市民・学生へ訴え、岩国現地に結集しよう」と訴え、参加者全員が拍手で確認し、集会を終えた。

 
 

 

 

 

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