共産主義者同盟（統一委員会）

　　■６・６　相模原

戦闘訓練センター建設中止掲げ集会・デモ

　労働組合、市民団体700名余が結集

　六月六日、相模原市鹿沼公園において、「戦場への道を断て！　日米軍事強化反対！　戦闘指揮訓練センター建設即時中止を求める６／６相模原集会」が開催された。アジア共同行動首都圏は、米軍再編粉砕をかかげ、横須賀をはじめ米軍の基地機能の強化が著しい神奈川の反戦反基地運動に連帯するために本集会に参加した。

　神奈川県央にある相模総合補給廠と座間基地は、米軍再編の中で、基地返還を掲げる地域住民の願いを踏みにじり、飛躍的に強化されている。相模総合補給廠には陸軍戦闘指揮訓練センターが建設され、座間基地には米陸軍第一軍団司令部がアメリカ本土から移駐し、あわせて陸上自衛隊中央即応集団司令部も作られることになっている。在日米軍基地の前方展開能力の強化と自衛隊の機能強化との一体化が進行しているのだ。

　集会は、四月二日に強行された戦闘指揮訓練センター着工式への抗議申し入れ行動、また五月二十七日厚木基地Ｐ３Ｃ哨戒機のソマリア沖派兵に抗議する緊急行動を引き継ぐ闘いとして開催された。

　本集会には、神奈川県内を中心に労働組合、市民団体の人々七百名以上が結集し、日米両政府の軍備拡大、戦争政策と闘いぬく集会宣言と座間基地におけるゴルフボール飛び出しに抗議する特別アピールを採択した。そして相模総合補給廠に向けた力強いデモ行進を貫徹してこの日の行動を締めくくった。沖縄と並ぶ米軍基地の拠点となっている神奈川において、今後も粘り強く反戦反基地闘争に連帯する取組みをアジア共同行動首都圏は推進していく。

　