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 ■1・14

  反戦闘争実、イスラエル大使館に抗議行動



イスラエルによるパレスチナ人民虐殺を弾劾(1.14)
 一月十四日、反戦闘争実が、イスラエル大使館抗議行動に決起した。

 昨年十二月二十七日の空爆からはじまったイスラエル軍によるパレスチナ・ガザ侵略は、今年一月三日には陸軍が地上展開し、空と陸からの全面的攻撃へと発展した。

 イスラエル軍は、クラスター爆弾、さらに皮膚に触れると激しく燃焼する白リン弾などあらゆる殺傷兵器をもちいてガザを血に染めている。また、イスラエル軍兵士が銃を突きつけて住民をひとつの住宅に押し込め、その住宅が砲撃され、多数の死傷者が出るという無差別殺人が連日行われているのだ。パレスチナ人の死者は、十二日現在で九百九人、負傷者は三千九百五十人に達している。イスラエル政府は、今回の侵略を「ハマスのロケット攻撃に対する自衛行為」と強弁しているが、犠牲者の多くが女性や子ども、高齢者であり、「自衛行為」とは徹頭徹尾、侵略と虐殺そのものだ。

 ガザ侵略に対して、アメリカ、イギリス、ドイツ各国政府はハマスを非難し、イスラエルを擁護し、パレスチナ人虐殺を正当化し容認している。日帝―自公政権は、侵略停止に向けた具体的な行動を何一つ起こしていない。虐殺を傍観し、結果的に黙認しているのだ。

 このことに対し、全世界でイスラエルの蛮行を弾劾する労働者人民の抗議行動が闘われている。

 反戦闘争実は、反帝国際連帯のもと、イスラエルによるパレスチナ・ガザへの軍事侵略を即刻中止し、経済封鎖を解除することを要請するためにイスラエル大使館抗議行動に決起したのだ。

 午後六時四十分ごろ、イスラエル大使館前に結集した反戦闘争実らは、ただちに抗議のシュプレヒコールをあげた。そして、反侵略アジア学生共同行動(AASJA)、アジア共同行動首都圏、労活評など結集した諸団体からつぎつぎと抗議の声が、イスラエル大使館にむけて叩きつけられた。警察権力の規制を寄せ付けず、約一時間にわたり抗議行動は展開されたが、イスラエル大使館側は、誰一人として、応対に出てこないという状況。さらに、それぞれが用意した抗議・要請文をイスラエル大使館正門横のポストに入れようとすると、警備に出ている警察権力が「封筒に入れたままだと、読まずに廃棄処分される」と言ってきた。正当な抗議要請文すらも恐れるという姿は、イスラエルの行っている蛮行に一切正当性がないことを自らが明らかにしているものに他ならない。

 反戦闘争実は、再度怒りのシュプレヒコールを叩きつけ、この日の行動を終えた。

 

 

 

 

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