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 ■12・10

 アロヨは不当弾圧をやめろ!

 AWC日本連が

 全国各地からの署名をフィリピン大使館へ提出




12・10フィリピン大使館抗議
 国際人権デー六十周年の十二月十日、六本木フィリピン大使館に対し、アジア共同行動の四人で署名を提出した。南タガログ地方をはじめとするフィリピン全土で、アロヨ政権により、社会的運動や政治運動の活動家や人権活動家が、殺害や迫害の攻撃にさらされている。アジア共同行動は、アロヨ政権が不当な逮捕、拘束をやめることを求める署名を全国から百七十五筆集め、フィリピン大使館に渡しに行った。

 十七時半はいつもより早い訪問で、大使館は業務時間中だったので、責任者が出てくることを期待したが、出てこなかった。門衛が「アポはあるのか」と聞くので、「訪問の旨を電話して伝えた」と言うと、取り次ぐために建物の中へ入っていった。

 しかし応対者は出てこず、門衛に渡すことになった。門衛に対し大統領に伝えるよう頼み、手渡した。渡しているところの写真を撮りたいと頼んだが、写真は嫌だとのことで、受け取りのサインをもらった。その後、門前で「フィリピン政府は政治的殺害をやめろ」「すべての政治犯を釈放しろ」「対テロ戦争粉砕」とシュプレヒコールを挙げ、提出行動を終えた。

 フィリピントヨタの闘う労働者に対して、トヨタは「争議が早期に解決しなければフィリピンから撤退する」とアロヨに圧力をかけている。トヨタは日本人民を搾取し、アジア各国人民を強搾取している。アロヨはトヨタの後押しも受けて、活動家への迫害を行っている。アロヨ打倒を闘うフィリピン民衆と連帯し、トヨタに抗議し、麻生打倒運動を続けよう。

 

 

 

 

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