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■6・7 東京
G8司法相・内務相会合反対行動たたかわれる
六月七日、恵比寿公園において「あなたも私も『テロリスト』? 治安管理強化と戦争体制を促進する内相会議に抗議する!」を掲げた集会とデモ行進が、同実行委の主催でたたかわれた。
六月十一日から十三日にかけて、東京・恵比寿ガーデンプレイス内のウェスティンホテルでG8司法相・内相閣僚会合が開かれた。今回が十回目で、日本での開催は初めて。この会合は、G8洞爺湖サミットの一環としてもたれており、主要な議題は「国際テロ対策」などと称して、戦争への強制動員、治安弾圧、外国人労働者管理支配、排外主義などを強化することが謀議されようとしていた。このことを許さず、反帝国際連帯と反戦を掲げ反戦闘争実とアジア共同行動首都圏の仲間は、集会・デモに結集した。
会場の恵比寿公園の周辺には、百三十人もの私服の公安警察や制服警官が配置され、集会参加者をビデオやデジタルカメラで不当に撮影するなど異様な光景だ。戒厳体制の中、「国内の不満分子がテロ組織に成長する前に叩くということが議題にあがろうとしている。民衆の立ち上がりを阻むために、治安弾圧体制を強化しようとしているのだ。このような動きに抗議しよう」という司会の訴えで集会が開始された。
つづいて、集会参加者からつぎつぎと発言がおこなわれた。横浜でG8とTICAD(アフリカ開発会議)を考える会は、南アフリカの活動家が「逮捕歴」を理由にした入管の妨害によって来日できなかったことを糾弾。またこの集会・デモをふくめての一日行動で共謀罪の廃案を訴える、破防法・組対法に反対する共同行動は、午前中の秋葉原での情宣をやりぬいて集会に合流したことを報告した。共謀罪に反対する京都ネットワークは、北海道洞爺湖サミットでは二万人の警備体制が敷かれることを明らかにした。荒川・山谷・墨田&足立実行委員会は、四月二十九日に東京都が「対テロ訓練」を行ったことを明らかにし、それに反対する情宣を取り組んだことを報告した。さらに、野宿者とともに闘っている団体、在日アジア労働者とともに闘っている団体や、サミット弾圧を監視する弁護団の山下幸夫弁護士などから発言をうけ、いよいよデモ行進だ。
公安私服の執拗な監視や、権力のデモ規制をものともせず、百人以上のデモ隊列が、「G8サミット反対」を訴え恵比寿公園から渋谷の宮下公園までのデモ行進を貫徹した。
デモ終了後の宮下公園では、G8サミット粉砕にむけた行動提起が各団体からおこなわれた。反戦闘争実の仲間からは、6・11司法相・内務相会合粉砕闘争、G8洞爺湖サミット粉砕7・1東京行動、そして7・7~7・9北海道洞爺湖現地闘争への決起が訴えられた。そして最後に、参加者全員のシュプレヒコールで闘いは締めくくられた。
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