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■08けんり春闘勝利へ
全国実行委員会が2・20学習集会を開催
二月二十日午後六時三十分から、全水道会館で08春闘けんり春闘全国実行委員会の主催で、「『生きる権利』『反戦平和』のために闘いぬこう!2・20学習集会」が開催された。会場は仕事をおえた労働者でうめられた。
定刻に中岡08けんり春闘全国実事務局長の司会で集会が開始された。08けんり春闘全国実が一月三十一日に結成されたことが報告された。そして、@諸物価値上げ反対!08春闘で賃上げを勝ち取ろう!A健康で文化的な生活をすべての労働者に!B許すな格差!なくせ貧困!をメインスローガンとすることや組織体制と当面の行動計画が報告され、いよいよ08けんり春闘のたたかいが開始されたことがのべられた。
次に藤崎けんり春闘全国実代表幹事が主催者挨拶をおこなった。「08春闘をとりまく情勢はきびしいものがある。政府―資本がつくりだした格差社会がふかまっている。九年連続で賃金は下がりつづけており、年収二百万以下の労働者が一千万人をこえている。労働者がむくわれない社会だ。政府―資本はさらに労働ビックバンと称して労働法制の改悪や収奪の強化をおこなおうとしている。まさに生きる権利が侵害されている。戦争できる国づくりこそが格差社会である。憲法改悪―戦争できる国づくりを阻止しよう。08春闘全国実は@長時間労働を規制し、サービス残業をなくそう!ニセ「管理監督職」、ニセ「見なし労働」の根絶を!A非正規労働者の均等待遇実現!偽装請負・違法派遣の根絶!派遣労働の規制を!B誰でも、千二百円/hの賃金保証を!C移住労働者の生活と権利のために共に闘おう!D国鉄闘争勝利!すべての争議に勝利しよう!E消費税引き上げ反対!年金・医療制度改悪反対!F憲法改悪反対!新テロ特措法・恒久法制定反対!米軍再編―基地強化反対!自衛隊はイラクから撤退せよ!というスローガンの実現のために闘う。4・3中央集会に総結集しよう」と力強くたたかいの方針をあきらかにした。
次に、山内徳信参議院議員が「人間の歴史は権利獲得の歴史である」と題する講演をおこなった。米軍政下における教員組合の結成にいたる経験、読谷村長として読谷飛行場の撤去のたたかいの経験をあきらかにし、労働者(組合)の権利はたたかいとるものであることをあきらかにした。また、「春闘が近づくと胸がおどる。米・日は今行き詰まりになっている。反転攻勢を実現するときだ。労働者よ再び団結して立ち上がれ」と呼びかけた。また、沖縄の少女暴行事件について「基地があるかぎり再発防止にはならない。基地の撤去以外にない」と呼びかけた。自らの経験にもとづく講演に集会参加者は大きな拍手をおこなった。その後質疑がおこなわれ、「『国の専管事項』であろうと住民の利益にならないことは拒否する権利を地方自治は獲得することが必要だ」ということが沖縄・岩国・横須賀の例をとうして討論された。
最後にたたかいの決意が、諸団体からあきらかにされた。東京全労協からは、2・15東京総行動の報告や沖縄平和行進への取り組みが提起された。全造船関東地協からはユニオン横須賀が、横須賀での米核空母ジョージ・ワシントンの配備に反対する住民投票条例の実現にむけた運動の報告と支援の要請をおこなった。全国一般東京労組からは県央ユニオンの争議をはじめとする四つの争議の報告と支援の要請、4・6防衛省包囲・人間の鎖への参加の呼びかけがおこなわれた。
集会は最後に08けんり春闘勝利へ力強く団結頑張ろうをおこなって終了した。08けんり春闘のたたかいがついに本格的に開始された。08春闘を労働運動の階級的な反転攻勢とするために全国でけんり春闘のたたかいに起ちあがろう。4・3日比谷に全国から結集しよう。
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