共産主義者同盟(統一委員会)

 

■政治主張

■各地の闘争

■海外情報

■声明・論評

■主要論文

■綱領・規約

ENGLISH

■リンク

 

□ホームに戻る


■6・22 福山

  海外ゲストの言葉、参加者の心捉え、共に闘うことを誘う



 六月二十二日、広島県東部の福山で「阻もう!憲法改悪 許すな!生活破壊 6・22福山反戦集会」がおこなわれた。主催は、教組、労組、市民団体などで構成するピースアクション・福山だ。

 集会は、まずピースアクション・福山の事務局から「アジア民衆と連帯して米軍再編、改憲、生活破壊を許さずたたかおう」という主催者あいさつがあり、つづいて韓国、フィリピンのゲストがたたかいの報告をおこなった。

 韓国の労働者活動家は、「韓国労働運動の歴史と課題」をテーマに軍事独裁政権下での労働運動から民主労総結成を経て今日の韓国労働運動が直面している課題まで丁寧に報告した。なかでも非正規労働者の生存権、労働権を守るたたかいが焦眉の課題であることや、アジアにおける米軍再編とのたたかいを韓国の労働運動は大切な課題としていることを報告し、最後に「逮捕されている仲間を支え、労働運動活動家は、常に実践の中に身を置き、語ることが大切」であること、そして、日米帝のアジア支配とのたたかいの重要性を参加者に訴えた。

 フィリピンの活動家は、自らが属す組織と運動を紹介し、国軍、アロヨ政権による迫害の実態を告発し、それらに抗したたたかいを紹介した。また、「憲法九条は、フィリピンの人びとにとって大きな励ましであり、わたしたちに対する約束である」と述べ、「国境を越えた人民の連帯が大切」と国際連帯のたたかいに起ちあがることを参加者に説いた。

 こうして韓国、フィリピンの二人の活動家の報告は、穏やかだがしっかりとした言葉の一つひとつが参加者の心を捉え、ともにたたかうことを参加者に誘う報告となった。

 最後に、まとめとして、「アジア民衆との共同の闘いの中から、労働者民衆の未来が切り開かれる、困難な状況であるが団結してたたかう」ことを参加者全員で確認してこの日の集会を終えた。

 

 

 

 

当サイト掲載の文章・写真等の無断転載禁止
Copyright (C) 2006-2007, Japan Communist League, All Rights Reserved.