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■6.10 フィリピン民衆連帯、改憲阻止′fげAWC首都圏が一日行動
  比大使館申し入れ、街頭情宣行う



 六月十日(日)、AWC(アジア共同行動)首都圏に結集する労働者、学生は、フィリピン民衆連帯と改憲阻止を掲げた一日行動をおこなった。

 まず最初に、フィリピン大使館にほど近い六本木交差点において、フィリピンの政治弾圧に抗議する街頭情宣活動をおこなった。「みなさん!今アロヨ大統領のもとで、多くの活動家や市民が殺害されていることをご存知ですか!?」とハンドマイクで訴えながら、ビラを撒く。すると足を止め耳を傾ける人、自分からビラを受け取りに来る人もいる。大使館は日曜日も開いているので、通りすがりでビラを受け取るフィリピン人の方もいた。

 しだいに雨が激しくなるなか、大使館に移動。AWC日本連として用意した申し入れ書を大使館に渡そうとするが、職員がなかなか対応しようとしない。その間に、抗議のシュプレヒコールや結集した仲間からのアピールをおこなう。今年の夏にフィリピン連帯ツアーに参加する予定の学生は「自分と同世代の学生が、フィリピン社会を変えるためにたたかっている。虐殺された学生もいると聞いている」と怒りを込めて訴えた。そして、政治的殺害や、クリスピン・ベルトラン議員の即時釈放を求める申し入れ書を読み上げ、大使館職員に手渡した。

 そして場所を恵比寿駅前に移して、今度は改憲阻止―アジアメッセージプロジェクトへの賛同と、六月十七日に迫ったAWC東京集会への参加を呼びかける情宣活動を展開した。労働者は反戦と「格差社会」批判を結びつけて演説し、山口から参加した仲間は岩国基地の拡張阻止を訴え、学生は戦争に向かう安倍政権と正面からたたかおうとアジテーションした。改憲阻止の署名は好反応だった。

 いま年金問題が焦点化しているが、「参院選で改憲を争点に」と訴える安倍政権への怒りや危機感は高まっている。改憲阻止のたたかいを、米軍基地撤去、アジア民衆との連帯と結びつけてたたかうことを確認して、一日の行動を終えた。

 

 

 

 

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