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■全逓４・28反処分闘争勝利

　最高裁で高裁勝利判決が確定

　階級的労働運動の勝利を刻印

　４・28反処分闘争の勝利が勝ち取られた。

　郵政当局による七九年４・28不当処分から二十八カ年目を前にして、二月十三日最高裁（第三小法廷）は、被告・日本郵政公社が〇四年六月三十日の原告（被免職者七名）への高裁勝利判決（懲戒免職処分を取り消す。公社職員としての身分を確認する）を不服としておこなった上告受理の申立を、裁判官五名全員一致の意見としてこれを不受理とする決定をおこなった。

　これによって、原告七名への高裁勝利判決が確定し、４・28被免職者への不当な懲戒免職処分が取り消され、職場復帰が実現するのだ。

　二十八年にもわたる被免職者のたたかいが、そして支援する仲間のたたかいが、この勝利をもぎ取ったのだ。

　全逓本部（現ＪＰＵ）による九一年六月三十日をもっての被免職者の切り捨て攻撃、反処分闘争の終結攻撃に自力・自闘の現場闘争、裁判闘争が積み重ねられるなかで、今回の勝利が切り開かれてきたのだ。

　この間の司法の反動化、共謀罪の新設攻撃、労働法制の全面改悪攻撃、改憲、教育基本法の改悪攻撃等々が取り巻く状況の中で、二十八年にわたる、国家機構としての郵政当局を相手にしてたたかい取られたこの４・28の勝利の意義は実に大きい。

　階級的な労働運動の勝利としての４・28反処分闘争の勝利の力を押し広げて、日帝・安倍政権打倒！　新日米軍事同盟粉砕！　アジア人民とのさらなる連帯・共闘を掲げ全逓労働者は起ち上がろう。すべての労働者は起ち上がろう。

　たたかう労働者、労働運動の圧殺、解体へと突き進む権力・資本の攻撃に対し、４・28反処分闘争勝利を導水路とし、これを粉砕していこう。