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2009年7月5日 |
■7・5三里塚現地集会での闘争宣言 |
7月5日に開催された三里塚全国集会での反対同盟の闘争宣言」を、 編集局の責任で全文掲載します。 |
新誘導路計画粉砕! 闘争宣言 東側誘導路の七月供用前倒しを前に、新たな誘導路(三本日)の建設計画が浮上した。反対同盟は腹の底からこみ上げる怒りをこめて、この新たな攻撃を断固粉砕する決意を表明する。 七月四日付東京新聞によれば、計画は第二ターミナル・エプロンから暫定滑走路「へ」の字誘導路の南部分をつなぐものである。これは市東さんの宅地と畑を空港の中に囲い込むという、絶対に許せない暴挙である。「農地法で農地を取り上げる」という暴挙に飽きたらず、この挙に出た政府・国交省、成田空港会社に対して、反対同盟は心底からの怒りをおさえることができない。 だがここに明らかなことは、木に竹をつぐように手直しを重ねる欠陥ナリタのぶざま姿である。 平行滑走路が破綻して暫定滑走路、それが行きづまって北延伸、東峰の森を破壊して東側誘導路を造ったものの、現在使う連絡誘導路ではジャンボは危険で走行できない! この誘導路自体、障害物との離隔距離や急カーブと傾斜で航空法を踏み破る欠陥構造。そこで3本日の誘導路計画というのである。この場当たり的な経過のなかに、無法と不当が明白ではないか。 暫定滑走路計画の認可の不当を問うた裁判の控訴審不当判決(6・1)の後に、更なる変更計画を出す国交省と空港会社の、その場逃れの卑劣さはなんだ! 市東さんと反対同盟の闘いある限り、欠陥・破綻の成田空港は絶対に完成せず、成田空港は全世界にそのぶざまな姿をさらすであろう。 全国の闘う仲間のみなさん! 新誘導路計画実力粉砕! 七月東側誘導路―十月北延伸の供用前倒し粉砕! 農地死守・実力闘争を始めとする闘争原則のもと、わが反対同盟とともに総決起することを熱烈に訴える。10・11全国集会に総結集しよう。 二〇〇九年七月五日 三里塚芝山連合空港反対同盟 |