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2012年6月3日 |
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■三里塚反対同盟招請状
市東さんの農地裁判勝利!第3誘導路工事粉砕!
7・8三里塚現地闘争に大決起を
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三里塚芝山連合空港反対同盟から、7・8三里塚現地闘争の招請状が届きました。編集局の責任で、全文を掲載します。
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闘う仲間のみなさん!
三里塚芝山連合空港反対同盟は、七月八日、空港予定地内の農地で緊急闘争に決起します。反対同盟と心を一つにするみなさんの決起を強く訴えます。
昨年8・6現闘本部破壊との攻防は、闘争の節目をなす闘いでした。反対同盟は東京高裁五十名の不当逮捕をものともせず闘いましたが、これは新たな闘いの前哨戦です。市東さんの農地決戦が、闘争圧殺をうちやぶり本格的攻防に突入しました。
なによりも、農地取り上げ阻止の裁判闘争が、5・28をもって緊迫した段階を迎えたことです。千葉地裁民事三部・多見谷裁判長は、この日をもって強引に証人尋問を開始しました。月一回の尋問期日を指定して年内に証人調べを終結させて反動判決に向かう動きが露骨です。国策裁判をなんとしてもうち破らなければなりません。
他方、第三誘導路工事は昼夜兼行の突貫工事で取香二号線をトンネル化し、5・28裁判当日の不在をねらって開通させました。来年3・31供用開始を至上命令として、危険極まる橋梁工事を強行しています。5・28千葉市内デモは、これらの攻撃に対する渾身の反撃として打ちぬかれました。
攻撃の本質は、「国策」「公共事業」の名による農業からの徹底収奪と農民殺しです。破綻した収用委員会の代替機関として、裁判所を使って農地を事実上、強制収用する! 作業場と農機具置き場など営農に関わるすべてを奪い取り、騒音地獄にたたき込んで移転を強要する!
――この人を人とも思わぬ暴挙をどうして許すことができるでしょうか。この農地取り上げは、一人の農家の問題ではありません。原発・被災地と基地強化の沖縄、命と暮らしを破壊するTPP(環太平洋経済連携協定)、首切りと非正規化、消費大増税など、その根はひとつです。
3・11大震災と福島第一原発の爆発は、これまでの価値観を一変させ、大集会とデモがすべての原発を停止させました。追いつめられた野田政権はなりふりかまわず大飯原発の再稼働を決定し、橋下大阪市長の変節に助けられてこれを強行しようとしています。
恐慌と長期不況のもとで戦争・改憲攻撃が強まる中、いまや一切が妥協の余地のない闘いを求めています。絶対反対・実力闘争を不動の大原則とする三里塚が、その真価を発揮するときがきました。
福島・沖縄・三里塚を結び闘おう! 動労千葉との労農連帯、関西を始めとする住民運動、学生、市民の運動をさらに発展させよう!
農地死守!長期不屈の連続決戦へ。7・8三里塚に大挙、結集してください。
二〇一二年六月三日
記
市東さんの農地裁判勝利! 第三誘導路工事粉砕!
7・8三里塚現地闘争
【日時】7月8日(日)午後1時30分
【会場】成田市東峰 反対同盟員所有畑
(市東さん宅南側の開拓組合道路沿い)
【主催】三里塚芝山連合空港反対同盟 |