以下の文章は、米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会/近畿連絡会が発表した大阪府警の不当弾圧に対する抗議文です。編集局の責任で、資料として掲載します。
大阪府警の不当弾圧をはね返そう!
米軍基地はどこにもいらない! 戦争立法を許さない闘いを!
六月四日・五日、“道路運送法違反”(いわゆる”白バス”営業)を口実に、大阪府警が主導して一斉に十数か所に強制捜索が行われ、三名が逮捕されるという、近年まれにみる大弾圧が起こりました。
昨年九月二十八/日に京都府京丹後で、米軍Xバンドレーダー基地建設に抗議する行動が行われました。この行動に米軍Xバンド基地反対・近畿連絡会が大阪から大型バスを準備して、参加者が費用を出し合って参加したことを「金儲けの営業行為」と決め付け、法に違反しているというのです。
米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会/近畿連絡会では、“京都にも沖縄にもどこにも米軍基地はいらない!”を合言葉に、沖縄・岩国・神奈川など全国の米軍基地反対の闘いと結びついて闘いを進めてきました。いま、国会では憲法を踏みにじる安保法制が審議されています。集団的自衛権行使を実質化する戦争立法は、何としても日米軍事一体化を進めようとする安倍政権の野望です。この野望は、全国の米軍基地強化に具体化されています。沖縄では辺野古の新基地建設をめぐって、人々の粘り強い基地建設阻止の闘いが大きな煮詰まりを作り出し、全国世論調査でも安倍政権を追い詰めています。経ヶ岬でも住民の立ち上がりが始まっています。そうした状況が今回の弾圧の背景にあります。
平和のために、米軍基地に反対し、戦争立法に反対する人々の大きな立ち上がりを抑えつけ、分断しようと目論む、安倍政権・警察権力の弾圧をはね返そう!
たたかう人々は権力の弾圧に決して屈することなく続々と立ち上がり続けることを、奴らの目の前に示していきましょう。
たたかう労働者・市民の圧倒的な連帯を求めます。
二〇一五・六・五
米軍Xバンドレーダー基地反対・京都連絡会/近畿連絡会
代表世話人 服部良一 大湾宗則
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