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「韓国の原発と反原発運動」 AWC首都圏公開学習会に参加して |
2020年3月 |
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(東京・労働者) アジア共同行動(AWC)首都圏主催の第五回公開学習会が三月一二日に東京都内であった。主題は「韓国の原発と反原発運動はどうなっているのか」。新型コロナウイルスの流行で集会デモや講演会・学習会が次々に中止になる自粛の雰囲気の中で開かれたからか、参加者の表情も緊張しているようだった。 レイバーネットやフェイスブックでの告知は次の通り。「韓国には二五基の原発があり、加えて数基が建設中・計画中です。文在寅政権は発足当時に脱原発を掲げました。ですが、実際には原発の増設を止めず、また、原発輸出も積極的に進めています。福島原発汚染水の放出に反対し、東京オリンピックに出場する選手団の被ばくを懸念する反原発活動家を韓国から招き、話を聞きます」。 しかし、コロナ事態で日本と韓国の間で人の往来は三月九日から実質不可能になった。そのため韓国の仲間も来日できなかった。 しかし、その仲間が作ってくれたパワーポイント資料「二〇二〇年の韓日反核闘争連帯に向けて韓国核発電の現況と運動陣営の対応の現況そして二〇二〇年の私たちの課題」を見て論議した。李明博(イミョンバク)元政権や朴槿恵(パククネ)前政権と比べて全体的にはずいぶんましな文在寅(ムンジェイン)現政権も、労働問題とともに原発政策では以前と何も変わっていないこと、むしろ経済の柱として他国への原発輸出に力を入れていることが良く分かった。 論議ではやはりコロナ事態に話題が移った。非常事態宣言のための法改悪、コロナ対策と民主主義的権利の関係、コロナウイルス感染に対する評価など話は尽きない。会が終わった後の交流会まで論議は続いてた。 |
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