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  初めての三里塚
現地見学、反対同盟と交流
2019年9月

                                                                                 

                                              

                                              ON(国立市民)
  八月初めに国立市の有志四人で三里塚へ行きました。現地の案内と解説をしてくれたのは、行動隊の方々でした。まぁ、ほぼほぼ物静かな方が一人で解説していましたが。四人中、私を含めた三人が現地は初めてだったので全体のテンションは高めだったと思います。実際、「強制収用実力阻止」の垂れ幕のある櫓を見た時は興奮しました。
 決戦本部では激熱なDVDを観て畑へ移動し、こちらに突っ込んでくるんじゃないかという距離で飛行機を見ました。パイロットも私たちを見たことでしょう。その後、私服に付けられながらも色々見学し、藪漕ぎをしながら岩山大鉄塔跡の記念館に行きました。踏み抜きそうな階段を上がり屋上に立つと、もの凄い爆音で次々と頭上を通過していく飛行機……。どこか他人事だった「闘争」と自身の「現実」が結びついた瞬間でした。
 夜は赤池物流配送センターに泊めていただき、反対同盟や現闘団の方々とも熱く語り合い、翌日は第3滑走路予定地や騒音被害地区を見学。牧歌的な風景に昨日の鉄塔屋上で体感したことが重なり、心底イヤな気持ちになりました。絶対に阻止しなければ!
 最後に、皆さん大変お世話になりました。九十九里浜にも行けて良かったです。
 ところで、あの記念館を朽ちさせるのは勿体ない。復活させて中で激論を交わしましょう!
    

 

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