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 東京で「3・10国民保護計画を考える交流会」

 都内各地から30人が参加

 

 三月十日、「地域からの戦争動員のための国民保護計画を考える交流集会」が墨田区吾妻橋会館で開催され、都内各地から延べ三十人が参加しました。

 この三月には、国立市・立川市を除く都下の自治体では、国民保護計画が決定され、出そろうという事態を迎えました。今後、各自治体での図上演習そして実働訓練に反対する取り組みが問われています。そのために、各地域運動の経験交流を! という企画でした。

 初めに、東京都国民ホゴ条例を問う連絡会から、危険な全体状況が解説されました。また国民保護条例を考えるすみだ連絡会から、一昨年九月に二十三区で最初の国民保護条例を制定した墨田区に対して、この間五回の区交渉をおこなってきた、との報告がありました。続いて、中野、町田、山谷、国立、立川、練馬、杉並、荒川など、それぞれの報告があり、自衛隊出身職員による保護計画づくり、地元の基地問題や関東大震災時虐殺事件の教訓などなど、地域の事情やいろんな問題意識について学ぶことができました。

 また、この交流会に先立ち、墨田区両国の横網町公園でおこなわれた3・10東京大空襲の日の「慰霊祭」への情宣行動をおこないました。

 

 

 

 

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