共産主義者同盟（統一委員会）

■9・8　東京

　　　安倍９条改憲ＮＯ！

　　　全国市民アクション・キックオフ集会開催される

　　　
　「総がかりを越える総がかり」を合言葉に、全国市民アクションの集会が九月八日午後六時半から中野ゼロホールで千五百人の参加で開催された。
　集会は、開催あいさつを高田健さんがおこなったあと、総がかり実行委の福山さんが「全国市民アクション取り組み経過報告」をおこなった。「安倍政権の憲法と民主主義を破壊しての暴走は、総合的に、戦略的に進められている。このなかで安倍政権の九条改憲を許さず、九条を守り、平和を守り続けることを、次の世代に引き継ぐことが今を生きる私たちの歴史的責務だ。こうした中で、十九人の発起人のもとに、呼びかけ人二百十人、賛同人百四十人があつまり、総がかり行動実行委や九条の会等の参加で新たな実行委員会が成立した。総がかりを越える総がかりを全国で、労働運動と市民運動の結合で安倍九条改憲ＮＯ！　の声を全国に溢れさせ安倍政権を倒そう」、「こうした目的で全国市民アクションをつくり実行委を立ち上げた。全国で三千万筆の署名運動、十一月三日の国会前の大集会をはじめとした取り組みを行う」と報告した。
　集会ではこの後、発起人・呼びかけ人のあいさつがおこなわれ、浜矩子同志社大教授、鎌田慧、暉峻淑子、佐高信、高野孟インサイダー編集長、落合恵子、香山リカの七名の人たちが発言をおこなった。松元ヒロさんのミニライブをはさんで、憲法学者の清水雅彦さんが講演をおこない、「加憲論」の批判を中心とした九条改憲に対する批判をおこなった。最後に行動提起がおこなわれ集会は終了した。
　安倍政権は九条改憲に踏み込んでいる。「総がかりを越える総がかり」を合言葉に安倍政権打倒への全国的な大運動をつくりだそう。