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     8・16 大阪

   米韓合同軍事演習反対!反戦実が米領事館抗議
      
    

   
 八月十六日、「乙支(ウルチ)フリーダム・ガーディアン」と名づけられた米韓合同軍事演習に反対する行動が、大阪の米総領事館前で行なわれた。この日の行動を呼びかけたのはアジア共同行動日本連と労働者共闘で構成される「反戦実」。夕刻十六時半に集合した反戦実の仲間たちは、さっそく大きな横断幕を広げ抗議行動を開始した。
 米領事館前には大阪府警の警察官がびっしりと横一列に並んで威嚇している。領事館前で抗議集会が始まる。まず集会の司会者が今回の米韓合同軍事演習の狙いや目的について明らかにし、朝鮮人民と連帯して演習を絶対に阻止しようと訴えた。八月二十一日から始まる今回の軍事演習は、本年三・四月の史上最大規模の米韓合同演習を引き継ぐものであり、朝鮮民主主義人民共和国の体制崩壊と、核・ミサイル施設への先制攻撃を狙って行なわれるものだ。
 行動に参加した諸団体からは、次々とこの軍事演習の危険性を批判・弾劾する発言があった。相次ぐ米韓合同軍事演習が朝鮮半島の軍事危機を高め、朝鮮半島における核戦争を引き起こしかねないものであることは明らかだ。集会の途中、抗議申し入れ書を持って代表が総領事館におもむく。大阪府警は代表の入館をおし止め、抗議申し入れ書を領事館に渡させまいと阻止線を張る。反戦実の仲間たちはシュプレヒコールでこれに抗議し、集会を続行した。弾圧をはねのけて約一時間の抗議行動は貫徹された。
 集会中には、演習に怒りをあらわにして府警の警備にくってかかる通行中の市民もいた。米韓合同軍事演習に反対する行動は、市民の注目を集め成功裏に終わった。

 

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