共産主義者同盟（統一委員会）

　 ■夏期一時金のカンパを呼びかけます

　　安倍右翼反動政権打倒を！大弾圧に抗してたたかう

　
　たたかう労働者階級人民の皆さん！　共産主義者同盟（統一委員会）より、夏期一時金のカンパを呼びかけます。
　昨年九月十九日に戦争法案を強行成立させた安倍右翼反動政権は、七月参院選をとおして、いよいよ九条改憲に踏み込もうとしています。
　私たちは、安倍政権のおし進める、歴史を画する改憲―戦争国家化攻撃に対して、全人民の総反攻を組織するたたかいに全力で取り組んできました。
　昨年の戦争法案成立阻止闘争では、国会周辺で十二万人、全国百万人の労働者階級人民が成立阻止の直接行動に立ちあがりました。国会周辺では国家権力・機動隊による規制を、人民が実力で打ち破りました。六十年安保闘争や七十年安保・沖縄闘争以来の大規模な大衆的直接行動が繰り広げられ、安倍政権を窮地へと追い込んだのです。
　国会内の「数の論理」によって、戦争法案は強行成立されましたが、労働者階級人民は戦争法廃止のたたかいを全国で持続的に取り組んでいます。
　日本共産党は、「民主連合政権」構想を発表し、戦争法成立阻止決戦の中で形成された、広範な労働者人民のエネルギーを議席獲得の集票運動へと収れんする、議会主義「秩序派」としての本質を露わにしています。
　今こそ議会主義野党に代わる革命党建設を前進させ、反帝国際主義と安倍政権の実力打倒をかかげる原則的左派の共闘を拡大し、労働者階級人民の利害に立脚した新たな階級闘争構造を創り出していかなければなりません。
　私たちは、五月二十六、二十七日に強行された、伊勢志摩サミット反対現地闘争を、十六か所に及ぶ家宅捜索、三名の仲間のでっち上げ逮捕＝予防拘禁弾圧に怯むことなく、韓国やフィリピンの仲間とともにたたかいぬきました。また、行動隊を先頭に沖縄・辺野古新基地建設阻止闘争に決起し、機動隊・海上保安官の暴力的弾圧に屈することなくたたかいぬいています。岩国基地拡張阻止闘争や京丹後Ｘバンドレーダー基地撤去闘争など、全国で米軍基地拡張阻止、基地撤去のたたかいをおし進めています。五十周年を迎えた三里塚現地においては、現闘団・行動隊が、「用地内」農民・市東孝雄さんの農地強奪を阻止し、営農を支える活動を日々展開しています。そして全国各地で階級的労働運動の前進のために活動しています。
　たたかう労働者階級人民の皆さん。『戦旗』読者の皆さん。私たちは、安倍右翼反動政権打倒のたたかいに、これからも全力で取り組みます。大弾圧に抗してたたかう共産同（統一委）への圧倒的な夏期一時金カンパをお願いします。