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■大阪府警、福井県警による不当弾圧に抗議する ●1 六月二十三日、大阪府警公安三課は「免状不実記載」容疑で家宅捜索を強行するとともに、一名の同志を不当に逮捕した。同時に、大阪府警と福井県警は、本人の職場や実家などにおしかけ、事情聴取に名を借りた、いやがらせ行動を繰り広げた。われわれは、「免状不実記載」を名目とした共産主義者同盟(統一委員会)に対する、大阪府警と福井県警による不当な弾圧に強く抗議する。 ●2 「免状不実記載」を名目とした政治党派や活動家に対する不当な弾圧は、もはや公安警察の常套手段として繰り返されている。 今回の大阪府警と福井県警による弾圧も、共産主義者同盟(統一委員会)に対する弾圧であり、三時間におよぶ家宅捜索も、ただ、共産主義者同盟(統一委員会)の機関紙や書類関係などを押収することを主な目的としたものであった。また、大阪府警は、このような容疑で同志の長期勾留を目論んだが、結局、二泊三日で釈放せざるをえなかった。六月二十四日は、天皇の大阪訪問の日であり、今回の逮捕劇は、これに対応した治安弾圧であり、予防拘束というべき目的も併せ持った、まったく不当なものであった。 ●3 加えて、一部マスコミの報道も弾劾されねばならない。「共産主義者同盟(統一委員会)の活動家の男」なる報道が行われ、また、一部の新聞では実名も報道し、あたかも、「過激派」が「犯罪行為」を組織的に企てているかのキャンペーンの一翼を担った。こうした反「過激派」キャンペーンの流布こそ、公安警察の目的のひとつであり、これに加担し扇動する役割を果たしたのが一部マスコミであった。 ●4 われわれは、大阪府警と福井県警による不当な弾圧に強く抗議する。今回の家宅捜索・令状逮捕は、「免状不実記載」を名目とした組織弾圧であり、天皇の大阪訪問に併せた予防拘束であった。また、われわれは、一部マスコミの反「過激派」キャンペーンへの加担にも強く弾劾する。不当な組織破壊攻撃を許すな。治安弾圧に抗し、反弾圧闘争をずべての人々の共同のたたかいとしてともに進めていくことを改めて宣言する。 共産主義者同盟(統一委員会)関西地方委員会 |
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