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   関西生コン支部に対する5・11弾圧に抗議する



 五月十一日、全日建運輸連帯労組関西生コン支部に対して、大阪府警は十三名の組合員を逮捕するという弾圧を行った。この弾圧は、昨年五月十四日の関西宇部株式会社に対する抗議行動が「威力業務妨害」であるという口実で行われた。関西宇部株式会社は、二〇〇九年にも、関西生コン支部による抗議行動を刑事告発している。今回の弾圧は、二度目となる。労働協約の履行を求める正当な争議行為に対してかけられる、このような弾圧を許してはならない。
 今回の弾圧は、昨年、生コン価格の適正化を要求する四カ月にわたる長期ストライキに対する報復攻撃である。独占資本・大手ゼネコンは、関西生コン支部が中小資本もまきこんだたたかいによって自らの独占的支配を脅かすたたかいを続けていることに敵意を燃やしている。今回の弾圧のみならず、関西生コン支部に対しては、執拗な弾圧が繰り返しかけられている。それはまた、関西生コン支部が、反戦反基地闘争や在特会との闘争なども含め、まさに地域の拠点として戦闘的な労働運動を進めていることへの弾圧でもある。しかも、今回の弾圧では、テレビ局のカメラ付きで家宅捜査を行い、昼のテレビニュースで報道させている。関西生コン支部があたかも犯罪集団であるかのように社会的に印象づけるためにである。絶対に許すな。関西生コン支部にかけられた弾圧は、さまざまなたたかいをともに進める民衆運動に対する弾圧でもある。たたかう関西生コン支部に連帯し、ともに反撃することを訴える。

 

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