共産主義者同盟(統一委員会)
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■階級闘争を闘いぬく資金 冬季カンパを訴える 共産主義者同盟(統一委員会) 全国の同志・友人の皆さん! わが共産主義者同盟(統一委員会)に冬季一時金四割カンパを寄せられるよう、心より訴えます。 米帝に始まった世界金融恐慌はこの暮れでまる二年を経過しています。日本帝国主義と資本家ブルジョワジーは、政府による資本の救済、雇用調整を続けています。失業と非正規雇用で労働者階級人民に矛盾をおしつけ、貧困と絶望の大打撃を与え続けています。 二〇〇九年夏の総選挙における歴史的な自民党の敗退で成立した民主党政権は、その本質をあらわにして、反労働者政策を居直るに至っています。マニュフェストで約束した労働者派遣法改正は放棄し、法人税減税と消費税増税を掲げる菅政権は、自民党とどう違うのか? 労働者階級のブルジョア政権に対する絶望は深まっています。 菅民主党政権は、米帝国主義寄りに大きく舵をもどし、アジアへの覇権と米帝世界戦略協調の路線に突き進もうとしています。「尖閣諸島」での中国漁船の船長逮捕は、この強硬路線の証でした。この逮捕を巡り、一挙に排外主義世論を煽り、労働者階級の不満を反中国・反朝鮮へと向けさせようとしました。そして、沖縄―「本土」の米軍基地強化、自衛隊強化の軍事外交路線に誘導しようというのです。横浜APECでも、米帝の経済圏化の色濃いTPP参加に踏み込み、労働者階級の生活と文化を売り渡す路線に踏み出したのです。 労働者階級人民は、このような反人民的な民主党政権の下で、貧困と抑圧たたかってきました。さまざまな形の新しい労働運動を前進させてきています。政治闘争をたたかう労働組合の新しい共闘の大きな前進もありました。沖縄、神奈川、岩国では米軍再編と対決する実力闘争が取り組まれています。また、排外主義勢力の台頭を阻止する労働者市民のたちあがりもありました。朝鮮学校の「高校無償化」除外差別政策に反対するたたかいが各地で取り組まれました。APEC反対横浜闘争では、重弾圧をはね退け、沖縄と韓国をはじめとしたアジアのたたかいを結合した闘争が取り組まれました。沖縄知事選も偉大なたたかいでした。二〇一〇年のこうした取り組みは、日本の労働者階級の進路を指し示すたたかいでした。わが共産同はこうしたたたかいを準備し、また学びながら共闘し、必要な支援をし、常に労働者階級の未来のために働きました。 わが共産同(統一委員会)は、新年を前に、階級的労働運動と国際的な労働者連帯実践を推進する路線にがっちりと立ち、この未曾有の危機をプロレタリア革命の奔流に導くべく全力でたたかう決意を新たにしています。 同志のみなさん、友人のみなさん。階級闘争の前進を作り出せるのかどうか、階級激突に間に合うのかどうか。われわれは革命党としての自負と使命をもち、緊張感をもって全力でたたかいます。 たたかいの資金を、わが共産同に寄せて下さい。厳しい経済生活をよぎなくされているであろうみなさんにカンパをお願いするのは、心苦しいかぎりです。だが、たたかいには資金が必要なのです。 冬季一時金があるかたはその四割のカンパを、できうる限りのカンパを重ねて訴えます。 |
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