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  ■権力による全日建連帯労組・関生支部弾圧を弾劾する!




 二月十二日、全日建連帯・関西生コン支部に、ふたたび大弾圧が行われた。

 被疑事実は、昨年七月、生コン製造業者の工場に押しかけた行動が「威力業務妨害」容疑だ(『朝日新聞』二月十三日朝刊)、というものである。当日、組合員五名が逮捕、その自宅ならびに関生支部の組合事務所には大規模な家宅捜索が行われた。

 我々は、怒りを込めて、この暴挙を弾劾する。この業者は、生コン汚水を二年半にわたり百トン以上も大阪港に不法投棄(廃棄物処理法違反)して、書類送検(〇七年三月)された悪質企業である。それ以降も、自治体の立ち入り調査や行政指導を受けながらも、ミキサー車の汚水の路上や下水溝へのたれ流しを続けてきた。このような不法行為への追及行動や賃金・労働条件交渉などで、労働組合が工場に押しかけるのは、当たり前のことである。労働組合の正当な闘いに対する報復として、今回の弾圧は打ちおろされたのである。

 全国の闘う労働者・友人の皆さん。このような権力による闘う労働組合つぶしに対し、傍観していてはいけない。大阪府警に対する抗議を集中するとともに、全日建連帯関生支部への激励・連帯を断固として示して行こう。

 労働組合つぶしは、一九八五年の国労に対する国家的不当労働行為以降、この二十数年、ますます激しく露骨になってきた。昨年の洛南ユニオンの仲間に対する「詐欺罪」デッチ上げという、トンデモナイ事件は記憶に新しい。

 帝国主義―独占資本は、労働者・民衆を「戦争と貧困」に叩き込むことによってしか、生き残ることはできない。それゆえに、労働者・被差別大衆の団結と反撃を、心底、恐怖している。この反撃は、帝国主義―独占資本を打倒するまで止むことはない。その階級闘争の中心勢力は、間違いなく、労働者階級のもっとも大衆的で基礎的な団結体である`闘う労働組合aである。ともに弾圧への抗議の声を上げ、連帯して敵権力の労働組合つぶしの攻撃を打ち破っていくことを呼びかける。

 

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